会員の水上木材工業さんが弁当店と協力し、こどもたちにお弁当を提供する取り組みを始めました。

【画像・文共に東京新聞WEBより引用】

宇都宮市の峰地区で、地元の工務店「水上木材工業」が弁当店と協力し、子どもたちにお弁当を提供する取り組みを始めた。

住宅建築などで余った木材を地域に還元し、お弁当と交換できるチケットを発行するための募金に協力してもらう。

工務店の水上淳社長は「木材の端材の活用で、何か地域にできることはないかと考えた」と話す。

(原田拓哉) 水上木材工業は、これまで住宅建築やリフォームなどで不要になった木材は、業者に依頼して処分していた。

地域の山を少しでも守ろうと、端材を地域に提供することにした。地域の人に自由に持ち帰ってもらう代わりに、募金箱を設置して寄付金を募る。 

集まった寄付金で、地元の弁当店「お米ひろばさとう宇大前店」で利用できる「こどもみらいチケット」を水上木材工業で発行する。

店内の掲示板に張り出されるチケットは十五歳以下の子どもたちが使え、日替わり弁当と交換できる。 峰地区では以前、「子ども食堂」が運営されていたが、数年ほど前に閉鎖されたという。

このため、子ども食堂の役割を少しでも担えたらと、今回の取り組みを始めることにした。 

地域に提供された木材の端材は、子どものおもちゃやバーベキューのたき付け、日曜大工などに活用されているという。 

水上社長は「子どもたちのために、チケット発行が増えるような地域社会になれば」と期待している。

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