八溝材(やみぞざい)」とは・・・
栃木県と茨城県と福島県の県境に八溝山(標高1022m)はあります。その周辺の山々を八溝山系と言います。この八溝山系で伐採された材木のことを八溝材といい、さらに栃木県側で産出された木材を「とちぎ八溝材」と呼んでいます。
とちぎ八溝材の特徴・・・
関東きっての良材として知られ、木材業界では、最も高い評価を受けています。その理由は・・・
- 素性が良く狂いにくい
- 木目がきれい
- 赤身の色が美しい
- 曲げ強度が強く95%の材木がヤング係数E70以上を示す
- アカネトラカミキリ虫の被害がない
葉枯らし材とは・・・
伐倒した後、枝葉を残したまま3か月~5ヶ月、山で寝かせます。葉の蒸散作用によって、材料を傷めずに、丸太の内部まで含水率を下げることができます。これにより、人工乾燥するときに排出される二酸化炭素を減らすことが出来るので、環境にやさしい乾燥方法です。さらに、赤身の渋が抜けて色合いが均一化され、とても美しい内装材をつくることができます。