児童養護施設でボランティア活動
令和5年2月18日(土)児童養護施設 養徳園さんにて、第4回作業ボランティアが開催されました。
回を重ねるごとに、お子さん達との距離が近くなり、今回は一緒に作りたいというニーズも生まれました。
ボランティアの目的は、私たち会員が学ばせて頂くことにありますが、将来大工さんを志すお子さんが現れたらとても素敵です。
今回も沢山のニーズを頂き、全てにお応えすることが出来ました。建築業とは、とても頼られる職業であることを改めて自覚できた貴重な1日でした。
打合せ
8:30から打ち合わせが始まりました。
指揮を執るのは川嶋棟梁です。
大工さん
今回の依頼品の中で最も難度の高い「わんぱく防護柵」の作成を担当してくれた高秀大工さんです。
大工さん
収納棚の作成を担当してくれた上田大工さんです。作業を行うすべての所作が芸術的です。
建具の修理
脱衣所引き戸のガラリ部分が破損しており、補修しています。
建具の修理
玄関の引き戸の一部が腐ってボロボロになっていました。杉の赤身を使って修理します。
玄関引き戸ビフォー
玄関引き戸アフター
テーブル脚の修理
保育室のテーブルの脚がぐらついておりましたが、川嶋棟梁が見事に直しました。
テーブル削り
各ユニットにあるテーブルを新しくしたいというニーズでしたが、天板を削ることで新品のように美しく生まれ変わりました。
戸車交換
10カ所ほどの引き戸の戸車が破損しておりましたが、戸車を交換してスムーズに開閉するようになりました。
扉の修理
洗面台下部の扉が破損し外してあったものを、丁番を新しくして復活させました。
わんぱく防護柵
保育室の幼児の安全確保のために、防護柵を作りました。今回の依頼で最も難度の高い仕事で、最後は大工さん総出で仕上げました。
押入れスノコ
スノコの下に物を入れられるようにしてほしいとの依頼で、少し高めのスノコを作りました。
収納BOX
園の男の子が一緒に作りたいとのことで、大工さんとR君の共同制作でした。
棚の設置
この他にも数カ所の棚を設置しました。
壁穴の補修
下地の石膏ボードを取り付け、その上ら和紙クロスを貼りました。