児童養護施設でボランティア活動

令和4 年2 月19 日(土)児童養護施設 養徳園さんにて、作業ボランティアを行いました。
森と家を結ぶ会の会員12 名と、第1 期棟梁塾の修了生3 名にお手伝いを頂き、破損個所の補修、棚の設置、作り付けコルクボード、テレビ台、収納家具等の作成を行いました。

今年度はコロナ禍の為、お子さんたちとの触れ合いは出来ませんでしたが、プロの技を各所に発揮して、全てのご要望にお応えすることができました。

私達の作業を遠くから眺めるお子さんたちも、気が付くと声が届く距離まで近づいてきて、プロの技に目を輝かせていました。

中には、「私美容師になりたいけど、大工さんにもなりたい!」との発言も飛び出し、現場が和む一場面もありました。

また、数日後には素敵なお礼状が養徳園さんから届き、改めて建築業や大工さんの社会貢献度の高さを実感しました。

この仕事は世の中に無くてはならない尊い仕事です。
是非とも匠の技を後世に継承して頂きたいと思いました。

今回、2018 年に行われた第1 回棟梁塾の修了生3 名が参加してくれました。
このつながりもとても嬉しいことです。
やはり高い志を持つ者同士は何年経っても繋がっているのです。

この事業を継続していくと、やがて園から独立していくお子さんの中から、「大工さんになりたい」「建築士になりたい」というお子さんが現れるような予感がします。

このお子さん達がやがて棟梁塾に参加する日を思い描きながら、来年も作業ボランティアを続けてまいります。

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